小児矯正を始める時期について
子供の矯正について、6歳の息子の乳歯が抜け出す時期になってきました。
乳歯の段階から口の中が狭いせいで歯が重なっている箇所があり、おそらく永久歯に生えかわった後には矯正が必要かと思っています。
永久歯が生える前であれば口の中を広げることもできる…と記載されていたので、気になって質問させていただきました。
現在まだ乳歯の最初の一本(下顎前歯)がぐらついている段階ですが、矯正を考えている場合いつ頃から歯科医に行きはじめるのがよいのでしょうか?
30代 女性矯正治療は基本的に成長期に行なう治療(1期治療)と、成長がほぼ終了してから行なう仕上げの治療(2期治療)の2段階に分けられます。
1期治療の開始の目安は6歳臼歯と上下の前歯の永久歯が生えそろったとき時であり、2期治療は中学生後期から高校生頃です。
1期治療の目的は上下の顎の前後的なバランスを良好にし、口元の癖(悪習癖)の解消・永久歯が適切な位置に生える土台作りをすることです。これにより、将来の永久歯の咬み合わせの問題が少なくなるように手助けします。
お口の状態を的確に判断して、適切なタイミングに、効率よく、効果的な治療を行うことが重要であるため、不安になっている時には、まずご相談にいらしていただくことをお勧め致します。
また当院では上下顎前歯の永久歯が生えそろった時に一度矯正相談をお勧めします。
すぐに治療開始でない場合でも、矯正治療の必要性や治療のタイミングなどの目安を検討する、という味からも有意義と思います。